FIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指すうえで重要なのは、次の3つの力です。
- 稼ぐ力
- 節約力
- 投資力
最近では副業や転職による「稼ぐ力」に注目が集まりがちですが、最初に取り組むべきアクションは 「節約に向けた家計の見直し」 です。
なぜなら、今の支出状況を正確に把握しなければ、「どれだけ稼ぐ必要があるか」や「どんな投資戦略を立てるべきか」も見えてこないからです。
FIREを目指す上で最も重要なのは今を知ること。
家計をしっかりと見直して、FIREの一歩目を踏み出そう
家計を知ることで今の自分の位置と、これから進むべき道をはっきりと見渡すことができます。
今回の記事を参考に家計を見直して節約に繋げましょう。
家計を見直すことが重要な理由
1. 無駄な支出が「見える化」される
毎月の出費をなんとなくでやりくりしていると、見逃している無駄遣いがあるものです。
- 使っていないサブスクリプション
- 割高な保険料
- 毎日のコンビニ出費
- 高すぎるスマホ代
こうした「固定化されたムダ」は意識しづらいため、家計簿アプリやExcelなどで記録・分析することが不可欠です。可視化することで、月数千円〜数万円の節約が可能になります。
2. 「将来の安心」を得るための土台になる
家計の見直しは、単なる節約だけでなく、「将来の安心」につながります。たとえば教育資金、老後資金、住宅ローン返済といった長期的な目標に向けた資金計画は、日々の家計管理がなければ成り立ちません。
収入に対して適切な支出割合を把握することで、「貯める・使う・備える」のバランスが整い、将来に対する漠然とした不安を減らすことができます。
3. ライフスタイルの「優先順位」が見えてくる
家計を見直すことは、自分や家族にとって「何が大切か」を再確認する機会でもあります。たとえば、週末の外食を減らして旅行資金に回す、最新のスマホを我慢して子どもの習い事に投資するなど、価値観に沿った支出を選べるようになります。
お金の使い方には、その人の生き方が表れます。家計の整理は、より自分らしい生活を手に入れるための第一歩なのです。
4. 家計の見直しは「小さな習慣」で継続できる
「見直す」と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、1日5分の記録や、月に1回の見直しでも十分効果があります。最近ではスマホアプリを活用することで、簡単に収支を可視化でき、AIが支出傾向を分析してアドバイスしてくれるツールも登場しています。
こうしたツールを活用しながら、負担なく続けられる習慣をつくることが、家計改善のコツです。
家計の見直しの3ステップ
自分の収入を正確に把握する
多くの人がお金が足りない、もっと欲しいという割に自分がいくら稼いでいるかを把握している人が少ないと思います。
年収大体いくらというのは把握していますが、毎月手取りがどのぐらいかみなさんご存知ですか?
一円単位で毎月把握する必要はないと思いますが、1万円単位では自分の収入がいくらかは少なくとも知っておきましょう。
また、ここでいう収入は残業に頼っていない収入を知っておくことが重要です。残業をせずとも毎月安定して入る収入の額を知っておきましょう。
現状の支出を「見える化」する
次に重要なのが、毎月どのような支出があるのかを把握することです。
簡単にいうと、「固定費」「変動費」「臨時支出」という3つをざっくりでいいので分類してくことが重要です。
便利なツールもたくさん出てきていますので、もしあなたが家計簿を100円ショップなどで購入して鉛筆を舐め舐めするつもり、もしくは今の時点で面倒だなーと思っている人はツールを活用して楽にスタートすることを心がけましょう。
家計の見直しはFIREに向けての一歩目になるので、ここでブレーキにならないようにまずは簡単に楽して進めることを重視しましょう。
家計把握におすすめツール
この辺りから始めるのがおすすめです。星の数ほどアプリが出ていますが、大手で利用者も多く無料で始められるこれらのアプリを活用しましょう。
ちなみに私はZaimを使用していました。
今は支出も安定してきており、細かく管理することはやめてより快適な生活になるように最適化しています。
支出を固定費・変動費・臨時にカテゴライズする
アプリで今の支出を見える化した後
「月1回の家計レビュー日」を設定する
目的:改善と継続のサイクルを回す
まとめ – 家計の見直しは「人生のアップデート」
家計を見直すことは、単なる節約やお金の管理ではありません。それは「今の暮らしを見つめ直し、より良い未来を描くための手段」です。
現状に漠然と不安を抱えている方も、理想のライフスタイルを追求したい方も、まずは財布の中身と向き合うことから始めてみましょう。家計の見直しは、誰でも、今日からできる人生のアップデートなのです。
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